北海道 震災がれき 処理施設MAP (処分場と幼稚園・保育園・小中学校・高校)

2012/03/11

札幌市、がれき受け入れず報道 のこと

(北海道新聞WEB 03/07 23:17)
札幌市の上田文雄市長は7日の定例記者会見で、東日本大震災の被災地で発生したがれきの
受け入れについて「(放射性物質が)国の基準を下回っていても受け入れるつもりはない」との
考えをあらためて表明した。
国の示す基準に対しては「放射性物質は微量でも有害で極めて長寿命。十分な知識を持ち、
風評被害のことも考えた上で判断してほしい」との考えを示した。
札幌市の判断が、プレスリリースで出ました。冷静で市民と健康・安全を配慮されてます。
「ぜひ我街に瓦礫を…」と言う長もいる中で利益供与、補助金、国の不条理な政策にNOと
明言してくれました。市長の判断シンプルでとても良いです。
かくも、奇妙な道政(知事市長のねじれ)を晒した結果がまた1つ露になったのだが今は…

(´・ω・`)ショボーン 札幌市環境局環境事業部企画課にさっき電話したんだ。そうしたら…
(´・ω・`)ショボーン 記者会見の発表は、現状の札幌市の姿勢で今後の基準次第では…
こんな電話回答があって、記事を先日(3/8)下書き保存してました。


(北海道新聞WEB 03/10 12:25)
高橋はるみ知事は9日の定例記者会見で、東日本大震災の被災地で発生したがれきを受け
入れないとした上田文雄札幌市長の発言について「残念だという思いはある」と述べた。
一方、工藤広稚内市長が新たに受け入れ表明したことを「大変心強く思う。ただちに道職員
を派遣し議論を深める」と歓迎し、こうした自治体と連携して受け入れに向けた検討を進める考えを示した。

上の報道もあったので、月曜日にまた電話でもしようと思います。
釧路市の様に、HPにドーンと受入れませんって言ってくれると1番分かりやすいのです。


この判断を、是非とも先に道内の受入れ拒否を表明した自治体との連携を期待します。 
広大な一次産業を生産する土地、無数の河川水源地、その周辺海域を管理・保有する道にとっては、最低限の当然の判断でしょう。

何と言っても水なんですよね。
福島第一からの飛散放射能の影響って、国土を考えると河に与える影響って大だと思う。
千葉県でも集合池の話があった様に(記憶違いじゃなければ)覚えてます。


生産物・畜物・水産物が基幹産業での北海道の認識は、都市圏とは異なります。
それは以前も書きました。全国にも当てはまる事だと思ってはいますが。
受入れ容認・受入れ拒否の一連の報道、発表で全国が分断されて辛酸をふたたび舐めたの
は、被災県の住民の移住を選択した元東北3県の被災者。移住先で次は瓦礫焼却。

腫れ物に触る様に、しかし全国的ムードでキズナキズナと呪文が唱えられています。
福島4号機の骨組みもはボロボロ、工程表通りだと最低でも後1年数ヶ月まで耐えなければ
ならない。崩壊熱・注水・地下水圧・汚染水増加。崩壊して周辺に汚染水まき散らしたら
近寄る事は出来なくなりますよね。福島の東電原発周辺はまだ、戦場です。
優先順位を間違えては取り返しのつかない事故に繋がります。
冷温停止宣言した"おぼっちゃまん"には、早期の退場を望みます。
各旧メディアには、東京の地震は関東圏でローカルは瓦礫ニュースを報道。
ACのcmはもう十分。電通だけが一人勝ちでcm枠独占を止めなさい。


絆と言う嘘をつかないように。3.11は震災、「震」は地震。「災」は原子力発電所事故。

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