北海道 震災がれき 処理施設MAP (処分場と幼稚園・保育園・小中学校・高校)

2012/02/26

北海道 震災がれき 処理施設MAP のこと

上のMAPは、2011年災後8月11日から作成し始めました。
AERA掲載の道内自治体・団体数を見て「想像以外に多い」事を感じて食料基地には明らかな
デメリット選択をする道内自治体の判断に、初見で懐疑的に思う事は当然で事実誤認であって欲しいが、検証は必要になるのではないだろうか。
更に当初、処分場と受入れ量などが非公開のままだった事は無人島で処分する事とは全く
意味が異なる為、MAPでは各教育機関を加えて書き入れてみました。 (風評被害対策)

何よりも「瓦礫受入れに手を挙げた」と言う積極的な表現にも違和感を感じた訳。 

出来過ぎのようだが2010年8月11日の読売新聞九州発に次の様な記事がある。
宮崎県は10日、口蹄疫による県内の経済的な損失が約2,350億円に上る試算を発表した。
県が損失額を公表するのは初めて。国に復興支援を要望する際の根拠とする。
口蹄疫は4月20日~7月4日、川南町など県東部を中心に発生。
感染(疑い含む)、ワクチン接種した牛や豚などの家畜28万8,643頭を殺処分した。
記憶に新しい2010年の3月〜終息確認が7月まで続いた宮崎県での水牛、牛、豚、に及んだ
家畜伝染病です。 この時も風評被害対策は行われていた記憶があるが家畜伝染病予防法に
より、エース級ブランド牛も殺処分にされています。
宮崎大の根岸裕考准教授は年間426億円の損失で3〜5年続くと試算をしたらしい。

では、北海道の場合はどうか。
基幹産業は主に一次産業(大豆・穀物・乳牛・水産物等)

広大な土地と合わせて河川、山脈からの自然水、湧き水、湖水等、疫病の管理
その広さから、現実問題として廃棄物の不法投棄はゼロではないのだろうが
一般廃棄物から環境汚染防止する事に各市町村で指導をする事は当然。
道内でも鳥インフルエンザ・口蹄疫の事象は過去にあるが、農業王国の存亡に関わる為に
次の様な徹底振りで対処がみられる。(疫病相手では人間が可能な限りをつくすしかない)
北海道でも道外からの口蹄疫ウイルスの持ち込みが心配されます。まずは国内最大級の酪農地帯根釧地域や十勝、宗谷等を中心に道内各市町村の動向について、朝日新聞や釧路新聞、函館新聞、室蘭民報、苫小牧民報から。

一次産業の生産に伴う廃棄物、観光自治体が抱える観光ごみの投棄物管理
瓦礫の受入れ問題に合うまでは、廃棄物に対する意識が驚く程浅い事に気付かされた。 
大多数の道民に言える事は、ゴミの分別、曜日別のゴミの種類、この程度がいい所。
自分の街の、処分場・焼却施設・最終処理場・埋立地に関して詳細を知っている人は
余程環境アセスに関心のある方か、例えば処分場建設反対運動をしていた人等に限定
されるのではないだろうか? 正直、私もその1人と言っていいと思います。


廃棄物産業を取り巻く世界も、都市と地方の関係の縮図でお金になるんです。
政産官学業の共同体が、拡散処分のメリットについて説明会を開きます。
参加者は下請け孫請け業界団体が対象です。埋立場近隣の町内の人はそこに居ません。
焼却場側の小学校PTAにも説明は無しです。工期予定は決めているので面倒なんです。

私は意地悪な人間ではありませんがこの件で気付いちゃった幾つかの事です

北海道の自治体は、決して優先順位を誤ってはいけません。
道民の健康と基幹産業と次代に繋ぐ環境を売る様な選択は犯罪行為に等しいです。
放射性廃棄物は、全国を分断する代物でしか無く被災者の私財を再利用するだけです。

以後理由を続けて投稿して行きます。

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